佐々木 高恒 の 「 椿 峰 と 周 辺 の 植 物 歳 時 記 」

〔  タ  チ  ア  オ  イ  〕


     タ チ ア オ イ


       


 タチアオイ(立葵):アオイ科の多年草で原産はヨーロッパとも中国とも言われ日本には古くから薬用として渡来しましたが花が綺麗なため改良され広まったようです。

 葉は大きい掌状で草丈は2mにもなります。

 6~8月に大きな花を下から順に咲かせます。八重咲きもあり、色は赤、ピンク、白等さまざまあります。

 名前は紋章の葵とは違い、葉が向日性であることからあう(仰ぐ)ひ(日)からアオイとなったようです。