佐々木 高恒 の 「 椿 峰 と 周 辺 の 植 物 歳 時 記 」

〔  ス ノ ー ・ ド ロ ッ プ  〕


    ス ノ ー ・ ド ロ ッ プ


     ― 春を告げる花 ―


 三ケ島の近くの花壇にスノー・ドロップが咲いていました。

 ヒガンバナ科の園芸植物で球根で育てます、原産地はヨーロッパです。

 葉は水仙の様な線形で10~20㎝、2月中旬から花を付けるので春を告げる花として知られます。花は白く可憐な6弁花ですが内の3枚は小さく、筒状で真中に緑色の芯があります。

 名前は花の色と形を雪のしずくに例えたものです、別名は「雪の花」・「待雪草」などです。