血圧測定記録

医者から血圧測定をするよう言われているあなた!最近ドキドキしているあなた!血圧測定してその記録を付けてみませんか?

エクセルで簡単な血圧測定記録表を作ってみました

    測定数値をみて、測定する度に一喜一憂していませんか?

    エクセルで作った2022年版「血圧測定記録」のサンプルは ここをクリックして名前を付けて保存して下さい。 一シートに一ヶ月、12ヶ月分記録できます。A4横用紙に測定データ表と折れ線グラフを印刷できます。
    2023年版「血圧測定記録」のサンプルは こちらをクリックして名前を付けて保存して下さい。 一シートに一ヶ月、12ヶ月分記録できます。
    三回測定して平均を取るようにしています。一回測定でも構いません。

    「他の年度で使用する」には、上記どちらのファイルでも構いませんが、表紙の「年度」シートの年を 2021/1/1 → 2023/1/1 と変更して、 名前を付けて保存すれば、全てのページが、その年のカレンダーに変更されます。


ついでに、血圧測定記録に使われている、エクセルの技を少し勉強してみませんか?

    上の「家計簿」アプリに使われているエクセルの関数などをまとめて解説します。
    主に「日付関数」に関するモノです。エクセルでは入力データを なるべく減らして、使えるデータはなるべく使い回すようにしましょう! このエクセルファイルで使われている技を以下にまとめました。これらの知識があると、血圧測定記録表も解りやすくなると思います。


表紙を開く

出来れば入力すべき基本的なデータはこちらに集中して…!

  1.  2021年版「血圧測定記録」を開いて下さい
  2.  ① 「表紙」タブ ② 実際にデータを入力するのは1月以降各月毎のシートにあります
  3.  ③ 「表示」タブの ④ 各表示のチェックを外してあります。表紙は年度を入力する位で、他の作業はありませんので 「目盛り線」等はチェックを外してあります。特に必然的にチェックを外す必要はありません。

日付データの基準はこの「年度」ページの日付データが基準になります

出来れば入力すべき基本的なデータはこちらに!

  1. ⑤ 年度データは ⑥ 2021/1/1です。C8セル⑤を右クリックして「セルの書式設定」を 選ぶと⑦「メニュー」が開きます。⑧「ユーザー定義」の「種類」⑨は「yyyy"年";@」になっています。 これは『入力したデータの年月日のうち年だけを取りだして、漢字の”年”を付加しろ!』ということです。
    エクセルファイルのセルに表示されている様に『2021年』と指示通りに表示されています。
  2. データを入力する時には「1/1」と入力するとその年の1/1とします。もし他の年度のデータを入力するには「2023/1/1」と 年度まで入力します。

入力されているデータと表示方法

入力された(日付)データは西暦で表示したり和暦で表示したり、月日だけを表示したり、曜日を表示したり出来ます。元のデータが 変化するのではなく、表示方法を変えているだけです。

  1. セル「C8」を左クリックして選び、右クリック「セルの書式設定」で⑪ 「表示形式」を ⑫ 「標準」を選んで下さい。『2021年』という表示が「44197」になります。
  2. この「44197」というのが、生のデータになります。1900年1月1日を「1」として日にち(24時間)毎に足したモノです。 即ち2021年1月1日は1900年1月1日から 44197日経っている…と言う事です。表示形式は元のユーザ定義に直しておいて下さい。

シート「1月」に移動⑬して下さい

  1. ⑭セル「A1」は「##」と表示されています。これはデータが長いのでセルに表示できません!という意味で エラーではありません。セル幅を広げれば正しい値が表示されます。⑮数式欄に「=年度!C8」と表示されています。
    「年度!」というのは「年度シートの」という意味で、これは年度シートのC8セルの値即ち「2021/1/1」と言うことです。この値をコピーしたことになります。
    ⑯の値は「=YEAR(A1)&"年"」で、「A1の年」だけを取り出し、漢字"年"と繋げ、⑰の値は「=MONTH(A1)&"月"」で、月を表示せよ と言う事です。どちらも元データは年度シートの値です。

セル D5 ⑱を左クリックすると数式欄に「=$A$1」⑲と表示されます

セルの番号に$を付ける($A$1)と「絶対参照」、付けない(A1)と「相対参照」と呼びます。

  1. 絶対参照ではそのセルをコピーしても「$A$1」という値は変わりません!相対参照ではD5(=A1)をコピーして隣のE5に貼り付けると「=B1」と変化してしまいます。 どちらを取るべきかは状況で変わります。2つの便利な方法があると覚えて下さい。
  2. セルD6⑳を左クリックして下さい。数式欄に「=$A$1+1」と表示されます。これはA1の値に一日追加せよ…と言う事で2021/1/2になります。
  3. 以下一日づつ追加して行けば(実際にはコピーで済みます!)カレンダーが出来上がります。

曜日の表示

入力された(日付)データは西暦で表示したり和暦で表示したり、月日だけを表示したり、曜日を表示したり出来ます。

  1. ㉑セルD5を左クリックすると、㉒数式欄には「=$A$1」が表示されます。でも表には「月」と曜日も表示されています。
    表示方法を指定しているからです。㉑の上で右クリックして、「セルの書式設定」で㉓「表示形式」㉔「ユーザー定義」をクリックすると ㉕「種類」に「m"月"d"日"" "aaa」とまた、その上㉖「サンプル」に「2月1日 月」と表示されている。
    「aaa」は曜日をあらわします。「aaaa」と4つ並べると「月曜日」と、曜日まで表示します。

基準のデータは「年度」シートのセル「C8」のみです

年度シートに年度の値を入れるだけで1月~12月までカレンダーは全て修正されます

  1. その他に、閏年の補正があります。長くなりますので、また別のエクセルの項目で説明致します。
  2. 今回採用していませんが、土曜日・日曜日には色を変えるなども「条件付き書式設定」で簡単にできます。
  3. この「血圧測定記録表」の中には他に幾つかの関数が使われています。…が説明を割愛致します。

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