さぁ始めましょう！「背景」に桜の写真を取り込みましょう
- ① 「Paint.NET」を立ち上げて、「ファイル」メニュー → 「開く」で背景写真を取り込んで下さい。
練習用サンプル写真が必要な方は上からダウンロードして下さい。 - ② 「レイヤー」メニューの「新しいレイヤーの追加」をクリックしてレーヤー２を追加して下さい。
次にレイヤーを追加して、文字レイヤーを作りましょう
- ③ レイヤー２が追加されます。追加されるレイヤーは透明です。
桜の背景写真の上に透明の用紙を置いても画面は何の変化もありませんネ。「レイヤー２」をＷクリックすると… - ④ 「レイヤーのプロパティー」メニューが立ち上がります
「レイヤー名」を レイヤー2 → 「文字」として「ＯＫ」をクリックして下さい。レイヤー名が変わります - ⑤ 「ツール」メニューの「ペイント缶」をクリックして選択する
- ⑥ カーソルの形が
の形に変わります。カーソルの＋が色を選ぶ位置です。
左図では文字レイヤーの「透明」を選んでいます。加工するのは「文字レイヤー」だけで、背景写真はそのままです。！
クリックすれば透明色を白（⑦ 「確認して」に注意）に塗り替えると言うことになります。
文字や文章を入力する段取りをします
- 「透明」だった「文字レーヤー」が白くなったので、背景の桜の写真も隠してしまい、 画面は真っ白になります。
- ⑧ 文字を入力するため「ツール」メニューの「T」をクリック
- ⑨ 上から三段目にテキストツールバーが表示される。「フォント」を選んで、フォントサイズを選ぶ。
ここでは「フォント」を「DFG極太ゴシック体」を選びました。「フォント」はあなたのパソコンに入っているもの なので、パソコンによって違います。フォントはゴチックの様に幅広が良いでしょう。 - ⑩ フォントサイズは 288 迄しかないが…、
- ⑪ 直接数値を入力すれば幾つでも可能です。ここでは444 を入力しました。
- ⑫ 直前に透明レイヤ-を白くしたので、「色」メニューは白になっています。 矢印をクリックして、白と黒を入れ替えます。これで文字色は黒になります。
文字を入力して型抜きします
- ⑬ 「櫻」と言う漢字一字を入力しました。
- ⑭ 文字の位置は
マークをドラッグして決定します。 - 黒字で書かれた「櫻」の字をくり抜けば、窓が開いて、背景にある桜の写真が見えてくるはずです。
「櫻」の字を範囲選択しましょう
- 「ツール」メニュー⑭にある「魔法の杖」はとても役に立つので、是非覚えて下さい。
- ⑮ 「魔法の杖」を選んで下さい。
- ⑯ 「適用モード」は「グローバル」に設定。櫻の文字はたまたま全体が繋がっているので 「モード」に影響されることはありませんが、単純な図柄ではグローバルを使って下さい。
- ⑰ 櫻の字の上でクリックすると黒色で書いた櫻が「選択範囲」として設定されます。
「編集」 → 「選択範囲の消去」で文字部分が削除され透明になり、背景ページの写真が見えます。即ち黒い櫻が桜の櫻に変わります！
→
その後２つレイヤーを合成して１つのレイヤーにします。
「レイヤー」 → 「レイヤーの結合」
櫻の字を残して背景を透明に！
- ⑱ 「魔法の杖」を選んで、グローバルモードで「櫻」の字以外の場所でクリックして範囲選択して下さい。
左図のように選択された範囲が櫻の文字の中まで広がっています。ボロボロの櫻になってしまいます。 こんな効果も面白いのですが、今回はキチッと櫻を残しましょう！
更に工夫してみましょう！
- ⑲ 魔法の杖のツールメニューに「許容範囲」があります。初期値は５０％（上図）です。
このルーラーを３％まで下げてみて下さい。ルーラーを左クリックしたまま左に動かすと数値が下がります。
ボロボロの部分がドンドン少なくなっていくのが分かります。「白に近い類似度」の色を決める範囲が「許容範囲」です。 実際に色々と％を変えて試して見て下さい。
３％程度で、範囲が決まったら、「編集」 → 「選択範囲の消去」(=DEL) で削除して下さい。
出来上がりがこちらです
- 透明（格子模様）になります。透明も一つのカラーとして保存してくれるのは、GIFファイルです。
「ファイル」 → 「名前を付けて保存」でGIFファイル形式で保存して下さい。
JPGファイル等で保存すると、透明部分は白になって保存されます。白い紙に貼り付ける時にはどちらでも同じですネ！
ワードで背景色をピンクにして「櫻」を貼り付けてみました。
- ポスターなどに応用するとチョットお洒落なデザインを作れますね。
- ⑳ 左の画像はワードの「新規ファイル」で白紙を作り、背景をピンク色にして、上の作品を貼り付けたものです。
左の画像の下は文字に枠を付けた作品を貼り付けました。文字に枠を付ける方法は別項で説明します。
